毎日グラウンドを眺めていた。 そんな頃教室でその男の子と友達が話しをしているのを聞いてしまった。 「お前はさぁ、どんなやつがタイプなの?」 「俺?んーやっぱり小さくて可愛い子かな?守ってやりたくなるじゃん?」 その言葉を聞いた瞬間、私はその場から逃げ出した。 そして、家に帰って泣いた。 悲しくて、悔しくて。 鏡を見ては何度も泣いた。 その時から私は自分の身長をコンプレックスだと思い始めたんだ。