もうじき俺の出番である。今まで拒絶してた俺に少なからず此の国の者は反感を持っているだろうに
「あんちゃん!」
「!里丸かどうしたんだこんな所で」
隣の家の息子である里丸が仕切られていた垂れ幕を掻き分け顔だけ出して狛津を見ていた
「へへ、オイラ嬉しいのさ。あんちゃんの琵琶がまた聴けてさ!ずっと待ってたんだぞ!」
「フッ、そうか」
狛津は素っ気なくしてしまったが里丸は次にこう続いた
「オイラ、あんちゃんに伝えたい事があんだ!あのさ・・「何をしとる小僧。此処に足を向けるなとあれ程注意したじゃろう!!」
「うわやっべ、続きはまた伝えるねあんちゃん!
ごめんなさーい」
駆け出して行く里丸の姿に呆然としていた狛津だが次には頭に鈍い衝撃がした
「っーーー!!」
頭を抑える狛津に「このたわけが!」と怒鳴る狛津の師匠の一人である槙島は彼を凄い剣幕で睨み付けていた
「っ、槙島師匠なんすかいきなり!」
「儂はお前には大層呆れておるわ。ったく儂らがどれ程説得しようにも首を縦に降らなかったお前がいきなりやる気を出したかと思えば無理な要望ばかりしおるわい」
「だ「まぁまぁ落ち着きなさい槙島。結果的に狛津は戻ってきたのだから」
槙島を宥める江尾(何時の間にか出てきた)は狛津を見ると頬を緩ませた
「よくぞ戻ってきたの狛津。皆がお前を待っておったぞ」
江尾の言葉に目元が緩み涙が流れるのを見せぬように顔を伏せた。江尾が狛津の元に近寄って目の前に止まった。そして手元を上げゆっくりと頭へいき・・・
ッゴン!
「っ――――!!」
文句を言おうと顔を上げれば重みのある江尾の手が頭上に置かれた
「何時までも手のかかる息子だな。直お前の番だ。
狛津、行ってきなさい」
狛津は立ち上がり歩み立ち去ろうとするが「狛津!」槙島の声で立ち止まった
「存分に行ってこい!お前の音を皆に聴かせるんだ」
師匠方・・・。あぁ、俺は何時だって一人じゃなかったんだ。何で気付かなかったんだろ俺には・・
「っ俺にとって師匠方は、血は繋がってはいないが本当の家族だと思っております。行ってまいります・・・父さん」
そう残すとその場を去り式場に向かったのであった
「あんちゃん!」
「!里丸かどうしたんだこんな所で」
隣の家の息子である里丸が仕切られていた垂れ幕を掻き分け顔だけ出して狛津を見ていた
「へへ、オイラ嬉しいのさ。あんちゃんの琵琶がまた聴けてさ!ずっと待ってたんだぞ!」
「フッ、そうか」
狛津は素っ気なくしてしまったが里丸は次にこう続いた
「オイラ、あんちゃんに伝えたい事があんだ!あのさ・・「何をしとる小僧。此処に足を向けるなとあれ程注意したじゃろう!!」
「うわやっべ、続きはまた伝えるねあんちゃん!
ごめんなさーい」
駆け出して行く里丸の姿に呆然としていた狛津だが次には頭に鈍い衝撃がした
「っーーー!!」
頭を抑える狛津に「このたわけが!」と怒鳴る狛津の師匠の一人である槙島は彼を凄い剣幕で睨み付けていた
「っ、槙島師匠なんすかいきなり!」
「儂はお前には大層呆れておるわ。ったく儂らがどれ程説得しようにも首を縦に降らなかったお前がいきなりやる気を出したかと思えば無理な要望ばかりしおるわい」
「だ「まぁまぁ落ち着きなさい槙島。結果的に狛津は戻ってきたのだから」
槙島を宥める江尾(何時の間にか出てきた)は狛津を見ると頬を緩ませた
「よくぞ戻ってきたの狛津。皆がお前を待っておったぞ」
江尾の言葉に目元が緩み涙が流れるのを見せぬように顔を伏せた。江尾が狛津の元に近寄って目の前に止まった。そして手元を上げゆっくりと頭へいき・・・
ッゴン!
「っ――――!!」
文句を言おうと顔を上げれば重みのある江尾の手が頭上に置かれた
「何時までも手のかかる息子だな。直お前の番だ。
狛津、行ってきなさい」
狛津は立ち上がり歩み立ち去ろうとするが「狛津!」槙島の声で立ち止まった
「存分に行ってこい!お前の音を皆に聴かせるんだ」
師匠方・・・。あぁ、俺は何時だって一人じゃなかったんだ。何で気付かなかったんだろ俺には・・
「っ俺にとって師匠方は、血は繋がってはいないが本当の家族だと思っております。行ってまいります・・・父さん」
そう残すとその場を去り式場に向かったのであった

