「ッハアハア」
木々を抜ける中、身体中から危険だと信号が鳴り響いていた
あの様子なら狛津さんは大丈夫。だが今は己の危機を感じていた
「(・・・まさか追っ手が来てたなんて)」
予想はしていたがこの状況に思わず歯を食い縛る。相手は殺す為に育ってきた忍。つまり近距離と遠距離、全てを備えている。だが伊達に浅波達と過ごしてきた美羽ではない。二人に護身用の術は幾つか習っている為一人程度ならどうにか抵抗出来るはずだろう
不意に足元にクナイが付き刺さり行く手を遮る
「(もう追い付かれた)」
逃げれまいと判断し懐刀を手前に握り敵の行動を伺う
一つの気配が一つ、また一つと増えていくのを瞬時に感じ取ると手に握る力が強まる
まさか他にもいたなんて・・・!
これじゃあ逃げられないわ
浅波、宮火・・・!
美羽が動揺しているうちに相手からの先手攻撃でクナイが数本美羽に向かってくる
キィンキィン
美羽は咄嗟の判断で向かってきたクナイを弾き返す
飛び道具で危険なのは刃先に毒が塗られているかどうか・・・忍の中では珍しくない為用心が必要なのだ
今私が持ってるのはこの懐刀だけ、そして周りに散らばっているクナイ数本・・・どうすれば・・
美羽は逃げるにはどうすればよいか思考を巡らすのであったが策は一向に思い浮かばない
もう、無理なのかしら・・・
―――私の力を使いなさい・・・
「!!」
聞き慣れた声の主に耳を思わず傾けた
私が力を貸してあげましょう
神の力を・・・
木々を抜ける中、身体中から危険だと信号が鳴り響いていた
あの様子なら狛津さんは大丈夫。だが今は己の危機を感じていた
「(・・・まさか追っ手が来てたなんて)」
予想はしていたがこの状況に思わず歯を食い縛る。相手は殺す為に育ってきた忍。つまり近距離と遠距離、全てを備えている。だが伊達に浅波達と過ごしてきた美羽ではない。二人に護身用の術は幾つか習っている為一人程度ならどうにか抵抗出来るはずだろう
不意に足元にクナイが付き刺さり行く手を遮る
「(もう追い付かれた)」
逃げれまいと判断し懐刀を手前に握り敵の行動を伺う
一つの気配が一つ、また一つと増えていくのを瞬時に感じ取ると手に握る力が強まる
まさか他にもいたなんて・・・!
これじゃあ逃げられないわ
浅波、宮火・・・!
美羽が動揺しているうちに相手からの先手攻撃でクナイが数本美羽に向かってくる
キィンキィン
美羽は咄嗟の判断で向かってきたクナイを弾き返す
飛び道具で危険なのは刃先に毒が塗られているかどうか・・・忍の中では珍しくない為用心が必要なのだ
今私が持ってるのはこの懐刀だけ、そして周りに散らばっているクナイ数本・・・どうすれば・・
美羽は逃げるにはどうすればよいか思考を巡らすのであったが策は一向に思い浮かばない
もう、無理なのかしら・・・
―――私の力を使いなさい・・・
「!!」
聞き慣れた声の主に耳を思わず傾けた
私が力を貸してあげましょう
神の力を・・・

