「これが俺の過去さ。此度の主要者も俺が務めると決まっていたんだが見ての通りこのざまだ」
狛津さんが私達に真実を告げ、私は居た堪れない気持ちでした
「失礼だが狛津殿は何故此度も務めると決まってるのですか?」
宮火の質問に狛津さんは目元を下げ呟いたのでした
「・・・五年前に祭の終盤で誓いをしたからさ。
それに俺は沢山の人を殺したから恨まれてるのさ」
「狛津さん、なら此度の祭は・・・」
「俺は出ない」
他に聞きたい事はないかと言われた私達でしたが、それぞれが首を横に振るなどして過去の話は終わったのでした
何故なら彼の先程とは一変した態度に、私達はこれ以上聞くにも聞けず仕舞いになってしまったからです
祭まで残り二週間を切るのでした
それからというものの狛津さんの放浪癖は増しいつ何時帰って何時出て行ったのか全く足が付かない状況になってしまったのです
こうして日が経つにつれ私は胸が裂ける想いでした
そして祭まで残り二日・・・

