迷姫−戦国時代

その頃一人家に残った美羽は朱色の布切れと針をそれぞれ持ち一つ一つ丁寧に繕っていた

美羽の周辺には色とりどりの綺麗な布が置かれている


糸を切り出来た物を籠の中に入れてはまた別の布を切りそれを繕っていく

そうして出来た籠の中には色鮮やかな花の形をした布が置かれていた


「こんにちはぁ」

玄関の方から声がし一旦躊躇ったが玄関へと向かった



「こんにちは、あの今は「まあまあまあ!狛津たらいつの間にこんな可愛い子捕まえたんだい?!」え、あの・・それは「さあさあおばさんに話てみなさいよ。あ、あたしは別に怪しいもんではないから安心しなよ。あたしは隣の家に住んでるフミっていってね、狛津とはそれなりに縁があるんだよ」

フミと呼ぶおばさんは物凄い勢いのある話に美羽は若干引き気味だがこの間々では誤解は解けないと感じ勇気を出し制止を掛けた

「あの、私の話を聞いて下さい!」






漸くフミの会話が止まり、やはり何処でもおばさんまたはおばちゃんは最強なのねと思いながら美羽は一息付き事の経緯を伝えた