迷姫−戦国時代

眠りの中、聞き慣れた声が聞こえてきた


−−−う



−−−美羽・・・

−−−謎の体調不良はもう無い。わたくしが解いてあげた。どうやらあちらの不注意であったのである

−−−怖がる事は無い、あやつはわたくし達の味方。だから安心しなさい



皇朱様・・・




ありがとうございます

















「ん・・・」
目を開くと視界の先には天井が目に留まる


「朝なのね」と呟き瞼を擦りながら布団から出て布団を畳み服を新しく着替える




「確かに身体が軽いわ」
昨日の身体全体からくる怠惰さや苦痛さは跡形も無く今まで通りの体調に戻っていた


皇朱様は稀に夢に現れては助言等をしてくれている。だが実際に目の前に現れる事はあの日以来全く無いに等しいのであった







国の当主と呼ばれる者に神と実際に対話が認められる。だが稀に神に魅入られた者は実際見える事は無いにしろ特別な事があると言われている。後は”告げ”を聞く巫女がいる


また国の者達は人種、文化などその土地の神によりそれぞれ変わっているのである







「台所で何か手伝う事は無いかしら・・・」


何もする事が無いために美羽は台所へと向かっていった