「おい、茉莉!本当にいいのか?」


「いいの!」


強く言ってしまった。


「あ、ごめん・・・・でも、あそこから早く出たかったの・・・」


雅哉の部屋にいるのが嫌だった。


あんなところから、早く出たかった。