観覧車を下りた。 「帰るか」 「うん」 本当は帰りたくないけど、もう夜だし、帰らないとダメだよね。 あたしは寂しい気持ちを隠すように、陸さんの手を握った。 陸さんは一瞬びっくりしてたけど、握り返してくれた。