「反抗なんて、ずいぶんと生意気になったわね!」 刹那 アリシャスは彼女の首を締め付ける。 「―――ッ!」 「なんで、お前みたいな奴隷が、王子様の所なんかに!!!」 「や、…めて…」 このままでは、殺されてしまう。 ( シンデレラ ) 「助け、て・・・・」 薄れゆく意識のなか 頭に過ったのは、彼の姿。 「お前なんて――――!!」 アリシャスが叫ぼうとした、その時。 「――――!!」 勢いよく扉が開かれ 彼女は咄嗟にシンデレラを放す。