「ほら、中に入るよ」 彼女の腕を掴んで、部屋の中に二人は戻っていく。 「いい? 主の命令は絶対、だから」 彼女をベッドに座らせて、少し冷たくなったその頬に、彼はそっ と触れた。 「……はい」 納得は出来ずとも、彼に従うしか、彼女は出来ない。