あたしを手放さないというのなら、 いっそ鎖であなたの傍に繋いでください。 言葉なんていとも簡単に嘘に変わるのだから その言葉が嘘に変わらぬように 外れる事のない鎖で あなたの元に縛りつけて。 そして願えるのならば、 哀れな奴隷への同情ではなく、 あたしを一人の女性として 見てください。 あぁ、なんて我が儘な事を、またなんて儚い事を、 あたしは願ってしまっているのだろうか。 奴隷の願いなんて、 何一つ叶わないと知っていながら、それでもあたしは 願ってしまう。