歩・・・まだ入院してるんだ・・・


「朱莉、私歩のところ行ってくる!

先生に休みって言っといて?」


朱莉は一瞬不安そうな顔をしたけど

「わかった。

何かあったら連絡してね」


そう笑顔で言ってくれた。


「ありがとう。

秀維、何号室かわかる?」


「あぁ、確か335室だった気がする」


「そっか、2人ともありがとうね」


私はそういって走って体育館を出ていった。