さよならの準備



美菜の声に
そっくりな女を
抱いたとき
いつも以上に
後悔をした


「鳴くな!!!」


俺がそいつの口を
手で抑えたのを
今でもはっきりと
覚えている


寝ても、俺わ
中出しだけわ
しなかった
ただ責任を
取れないって
ゆーのもあるけど

俺の欲望にまみれた
精子に染色体で
生まれてくる餓鬼を
見たくなかった…