もう、大丈夫。 崩れた仮面を脱ぎ捨てて “私”は外へと飛び立てる。 どんなに暗くて深い闇に堕ちようとも あなたが照らしてくれるから。 あなたが隣に居てくれるから。 仮面舞踏会は もう、終わり。 伸ばされた手に 伸ばした手が重なって。 紅と蒼が共鳴する。 ほら、聞こえる? 仮面の終焉