「怖いかもしれないけど俺達は何もしないから安心してね」


私はゆっくりと頷いた。
男は私をお姫様抱っこして
倉庫の中に入っていった


「唯さんコンチハッス」


「刹上にいる?」


「ハイっ居るっス」


「ありがとう」


「唯さんその人は誰ッスか?」


「足をくじいた子を拾って来たんだ」


「そうっすか」


「じゃあ俺は上に行くから何かあったら連絡してね」


「ハイ!!」


男はそう言って私をお姫様抱っこしながら
階段を上がっていった