「次回はここの部分だから セリフちゃんと覚えておいてね」 あたしたちにこういったのは監督さん 「はいわかりました!」 あたしたちはそこの部分を読みなおした 「ここってまりとゆりが今まで黙ってきた 自分の気持ちを伝えるシーンだよね」 「そうそうココ演じてみたかったんだ」 あたしたちがにこにこしながら話していると 監督さんがよこから 「とりあえず頑張ってくれよ」 そう言い残して去って行った