つっぱった膝がうまく
動かずに
足をひきづって歩いた。



「いたい……」


  いえに帰るのに
  何分かかるんだろ


ポツ……ポツ……


  雨!?


めっちゃついてないし


神様がスキだらけの私に喝を入れてる?




最悪だ・・・
雨が強くなってきた。



「はぁく~~~ん」

不安な気持ちが渦をまく


その時携帯が鳴った。


私は一瞬戸惑った。
こんな気持ちも初めてだった。