ひまわりの丘

*・*・*


「どうもおじゃましました」

「またいらっしゃいね」


みんなの温かな笑顔に見送られて、玄関を出た。



三人で、畑に囲まれているその道を歩く。


「あなたが来るって聞いてから、ずっと楽しみに待ってたの」


隣を歩くサキさんが目を細めた。

前を歩いているソウタ君が、時々後ろを振り返りながら笑う。

その右手には買い物袋、左手にはあたしのボストンバッグ。

曾お祖母ちゃんが、川崎の伯母さんみたいな人だったらどうしよう。なんて悩んでたことが恥かしく思えた。

サキさんは違っていた。

だから尚更、こんなあたしを置いてもらうことを申し訳なく思った。