言いかけたあたしはそこで言葉を止めた。それはマモルオジサンが、あたしの顔を見て目を丸くしたから。
「なんだぁ、やっぱりマサキにソックリだなぁ~」
感心したようなその物言いに、みんなの注目が一斉に集まる。
え……?
そこへ遅れて入ってきたお婆さん。
「あぁ、しんどいねぇ~。
キョウコちゃん、悪いけどお水を一杯くださいな」
そう言って腰をさすっているけれど、それほど高齢には見えない。
小柄で優しそうな人。
この人がサキさん? あたしの曾お祖母ちゃんなのかな。
水を注いだグラスを手に、戻ってきたキョウコさんが言う。
「サキさん、由那ちゃん待ってたんだよ。こーんな美人の曾孫ちゃん」
その言葉にこっちを見たサキさんは、さっきのマモルオジサンより更に目を丸くして呟いた。
「マサキちゃん ――」



