ひまわりの丘


今月で17歳になるあたし。


「誕生日なんて、どうしてわかったの?」

「俺も一応男だよ? そのぐらいリサーチしましたよ」


と、照れくさそうに笑う。

こんな蒼太君にキュンキュンしちゃうの、りっちゃんじゃなくてもわかるな。


「あたしのイメージかぁ……」

「うん。ユナちゃんをイメージした時に真っ先に浮かんだのが、ひまわりだったんだ」


向日葵って、いつも太陽に向かって咲いている、元気なイメージがあったから。あたしが向日葵って、ちょっと意外だなって思った。


「由那ちゃんの笑顔はひまわり。でも、ガラス細工のような心は繊細で……」

「照れちゃうね? そんな風に言われると」


照れ隠しに笑ったあたしに、蒼太君が言った。


「由那ちゃん、よかったら誕生日にどこかへ行かないかな? 前に話したように、ちょっと足を伸ばして二人で」