時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】






土「チッ。この毒舌鈍感野郎が…。」



土方は誰にも聞こえないように小さく舌打ちをした。




………が、





瑠『土方ぁ〜?今、舌打ちしなかった?』




瑠偉は
なんと地獄耳







土「ぁあ?…してねぇよ。」



瑠『嘘言うな、クソが。聞こえたんだよボケ。』



土「…してねぇって言ってるだろ。」




瑠『へぇ?…まあ良いけど。土方"ごとき"に舌打ちされようが、どうでも良いし?』





瑠偉は"ごとき"を強調させて言う





土「てめっ…!"ごとき"ってなんだ"ごとき"って!」



瑠『はっ(笑)昨日、俺に負けたじゃないか。』




土「〜〜〜〜っ!!!!!」






土方は悔しそうに下唇を噛む






瑠『悔しがってるのか?はっ(笑)てめぇには、そんな顔がお似合いだな。』




土「………。」






土方は俯いて、肩を震わしている。