―――――… そして、 林が消えてから3ヶ月が経った。 アイツはまだ戻ってこない。 俺らは「壬生浪士組」から「新撰組」になった。 ……知らせてやりてぇな。 そう、思っていたときだった。 「―――!」 なぜだか、林が居る気がする。 まさか、 ……まさか 俺は辺りをキョロキョロと見回した。 すると 『土方。』 聞こえたんだ。 懐かしい、その声が。