『私……どうなるんだ?』


私は真っ白で
床があるのかも分からないが、とりあえず座り込んだ。


本当は
不安で不安でしょうがない。


私が消えて
みんなの記憶に私は残っているのか……とか。





「ねぇ、瑠偉。――…消えなくないでしょう?」


私は母の言葉に
俯いていた顔をバッと上げる。



『そりゃ……消えたくないけど。』




なんでそんなコト聞くんだろうか。