それから私は施設で保護され 15歳になると同時に1人暮らしを始めた ******* 『と、まあこんな感じですよ。』 途中、警察とは何だ?施設とは何だ?、と質問されながらの説明になった。 『私は……両親の笑顔なんか見たことなかった。 見たことあるのは、憎しみに歪んだ顔。』 思い出すたび、私の存在価値はないんだと思い知らされた