―――スパーン!
沖田さんが芹沢さんの部屋の襖を開けた。
部屋の中には、芹沢さん、近藤さん、土方、斎藤さん、永倉さん、藤堂さんがいた。
沖「連れてきました。」
土「おぅ……まあ座れ。」
土方が促したので、私達3人は座った。
土「……で、話だが…。大阪に壬生浪士組を名乗る者が現れた。」
芹「見事、林の言うとおりになったというワケだ。クックッ。未来から来た、とのこと信じよう。
……が、しかし。」
芹沢は笑顔から一変、怖い顔になる。
芹「大阪の名も知らん奴。簡単に我々の名を語ることは許されん。」
芹沢の言葉に
みんな頷いた。
壬生浪士組のみんなが築いてきた名だ。
簡単に名乗って許される代物じゃない。
だから、
土「そいつら、見つけて懲らしめるぞ。」
これは、
重大な問題なのだ。



