時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】








毎日毎日



殴られ、蹴られて




私は8歳になった

あの日も


殴られていた。





けど……






――――ガチャッ





「警察です。」







近所の人が警察に通報して


両親は捕まった







連れて行かれる両親


母が私を見て






「あんたさえ……!!
あんたさえ産まなきゃ、こんなことには、ならなかったのに!」







そう言い残して去った










ごめんなさい


ごめんなさい






私のせいで





生まれなければ良かった




生きたくないよ










死んだら……両親も喜ぶだろうから。









でも私には死ぬ勇気さえ無かった