時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】







「あなたにとって、此処が良いと思ったのよ。」




瑠『なぜ?』




「人を………信じられそうなんでしょう?」



私が原因なんだけど、と言う母さん。






うん。やっと。





瑠『生きることに真っ直ぐで、揺らぐことがあっても立て直せるくらい強いんだよ、此処の連中は。』




此処の連中なら大丈夫。





瑠『なんていうか、一緒にいて笑ってしまうんだよ。』




温かさが、くすぐったくて。






瑠『信じてみたいな、って。』







ずっとずっと"孤独"。


此処にくる前はそれでも良いと思っていた。




けど、やっぱり

人の温かさに触れたいよ。少しでも良いから。