「あ、あなた、実の親に向かってオバサンなんて……!!」 その言葉を聞いた私は硬直した。 瑠『………は?もう一回言って。てか、言え。』 「………実の親、って言ったのよ。」 この人が………? 瑠『……母さん?』 「そうよ。」 目の前にいる母さんは 最後に見たときより痩せている、というより、やつれている。 見た目なんて面影はあるけど、変わっていて 何より 私に微笑んでいる。 ………本当に母さんなんだろうか?