すると
今度は中くらいの背の人が来て
永「俺は永倉 新八(ナガクラ シンパチ)。よろしくね?」
にこやかに挨拶してきた。
瑠『俺は林 瑠偉です。よろしく。』
私は軽くお辞儀をした。
そして顔を上げると
原「俺!原田!原田 左之助(ハラダ サノスケ)!ヨロシクな!」
永「グハッ!」
でっかい人が
永倉さんに体当たりした。
瑠『………。』
ちょ……
永倉さんが吹っ飛んだ。
でも見なかったことにしよう。
瑠『………とにかく(嫌々ですけど)よろしく。』
原「ちょ……聞こえてる聞こえてる!なんで嫌々なんだよ〜!」
瑠『俺の守護霊様が、原田と関わるとろくなことがないぞ、とお告げになられた。
だから貴様はあまり近づいてくるなよ。』
原「…キミにとって守護霊はどんだけ偉いの?
てか、"貴様"って!?初対面の人に対して"貴様"!?」
守護霊様は私にとって一番偉い。
唯一、様付けしている人(?)だしな。



