時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】








山「それにしても人間って、こんな表情になれるんやなぁ…。初めて知ったわ。」



瑠『土方ならではこその芸当だな。』







瑠偉と山崎がこうして話している間に
土方は更に凄い形相になっていて






―――チャキッ






刀を鞘から抜く音がした







瑠『は?』



山「…副長?」







瑠偉と山崎は刀を持った土方を見る。







土「まあよくも散々貶してくれたなぁ。ぁあ?
それなりの覚悟が出来てんだろうな。
死んでも文句は言うなよ。」






そう言って


刀を振り下ろしてきた









山「ちょ…!!副長!落ち着けや!」



瑠『っと!…危ないなぁ。』







瑠偉と山崎はなんとか避けた






土方は、さらに斬りかかろうとしたが







――――ガシッ!






?「土方さぁん!落ち着いてくれ!」



?「隊士達が怯えまくってますよ。」



?「朝飯が食えねえだろ?土方さんよ。」







三人の隊士が
土方を羽交い締めにして止めた。