ーー動き出したんだ。本当の敵がーー stayの言葉が頭に浮かぶ。 全身の血の気が去っていくのが分かった。 …stayが言ってたことは本当なのか? もうすぐ、戦いが始まる? 「あともう一つ。これは、俺の推測にしか過ぎないが…。」 皆の視線が愁に集まる。 「おそらく、俺を襲ったのは奴は今回の魔物に関係あると思う。」 「っ!」 俺の指が動揺で一瞬動く。その瞬間を、アイツは見逃していなかった。