えっ? 「ある…人物?」 「あぁ。」悠太さんは話し続ける。 「俺の学園生活の記憶に、何か穴がポッカリ開いたみたいにさ、抜けてんだよな。」 「?」 抜けてる? 「確かに俺とソイツは親友だった。けどソイツの顔も名前も思い出せない。 だから俺は、いつか学園に行ってソイツを捜したいんだ。」 顔も名前も思い出せない親友 悠太さんに、何があったんだろう… 「なのに、その望みが達成される前に学園が滅ぼされたら、元も子もないだろ?」