ーー双子だけどさ、全然似てないじゃん?だからこそ、海兄だったら良かったーって思ったりしないの?ーー 岬がそう言うと、渚は少し笑った。 ーーそれぞれ違うこその人間だろ?違うから人は個性があるんだよ。 けど強いて言うなら…真っ直ぐな所かなーー ーー?ーー 岬は首を傾げた。 ーー海は真っ直ぐに人を信じられる。受け入れられる。想い合える…。 きっとそれは、凄いことなんだ。 亡くなった親父もそうなんだけどな。 …俺は、それが羨ましいーー