「岬ちゃん…?」 「大丈夫だよ、華ちゃん。」 岬ちゃんの声が、耳元に響く。 「海兄は本当に、華ちゃんの事が大好きなんだ。 そりゃ、不器用で分かりにくいだろうけど…渚兄も、海兄のその真っ直ぐな所が羨ましいって言ってた。」 ーーねぇ、渚兄。渚兄は海兄みたいになりたいって思う事ある?ーー ーーは?ーー まだ渚が中学生だった頃 岬はそんな質問をした。