「良い案…?」 悠太さんは「あぁ。」と頷く。 能力が使えず、輝石も2つ 学園に行くことも出来ない中、一体どんな方法が? 「その千里眼の輝石と、俺の能力を応用する。」 「?」 私と岬ちゃんは首を傾げた。 「お前の仲間は、お前みたいに世界中にバラバラになってる可能性が高い。…岬ちゃんの兄貴を除いてな。 なら千里眼と俺の思眼を使えば、心で話しかけられる筈だ。」