俺達が着いた場所は、深い森の中 夜で薄暗く、不気味な雰囲気を放っていた。 「…見て。」 柚璃が指した方向を見る。 そこには、赤色に光っている東京タワーがあった。 「…東京だ。」 距離は遠いが、確かに東京タワーが立っている。 俺達は少しの間だけ、見とれていた。 「…任務開始だ。葵、捜索してくれ。」 愁の言葉に葵は頷いた。 葵は精神を集中させる。 上級魔物… 去年、“チーム”が何匹か連れてきていた魔物 あれだけ苦戦した奴等が、今回はどれだけいるんだろう? 「っ!?魔物の反応がないわ!!」