「嘘…。」 光が収まった後、皆の驚いた声が聞こえる。 「本当に…海か?」 はぁ?俺以外に誰がいんだよ、直 「まさか…こんな風に効果が現れるなんて…。」 効果が現れる? 夾、俺狼男になんかなってねぇぞ 「…信じがたいな。」 愁、何を信じんだよ? 「海…自分の姿を見てみろよ。」 渚の言葉に俺は自分の手を見た。 「は…?」 見えたのは、子供のような小さい手だった。