「てか、女子高生が学校ぬけだしたのか?」 「ぇ、いや、ちょっと倒れて…」 倒れてっと言った時、ドキっとしてしまった。 相手ゎ、女子高生だ。 「ぁー。そ-ゆ事、気をつけろよ。んぢゃ、俺仕事だから。またな結愛」 …思い出した。 何もかも思い出した。 あやかゎ… 俺の事覚えてるかな 名前が分かったのゎ、鞄を見たからぢゃない。 小さい頃を思い出したからだ。 「ぇ、あ。はい!」 彼女ゎ、戸惑いながらも 返事をした。 ――やっと会えた。 君を忘れるはずがない。