俺とお吟さん、ラインとナンバー01が一つの部屋に集まっている。
ロベリアは別室で待機している。
ラインの語りと同時にナンバー01が紙芝居を出して解りやすく話を進める。
今は箱の中へと仕舞い込まれている。
しかし、妖魔というだけで、過酷な時代があったなんてな。
現代のように、人間と同じ扱いは受けられなかったのか。
「楽しめたかね?」
「楽しい気分になれるなら、頭のネジが外れてるぜ」
俺の中では陰惨なムードが漂っている。
「君が知りたかったことだろう?もっと喜びたまえ」
「人の不幸を喜べやしない」
妹は本当に良かったのか。
ロベリアと一緒に行きたかっただろうに。
しかし、妹は苦渋の決断をしたのだ。
一人残していきたくなくても、やるしかなかった。
「気になることが二つ、三つある」
「何かね?」
「ラインは人間か?それとも妖魔か?」
本人に直接、聞きたくなった。
「探求者。そして、悪魔たる資格を持つ男」
話の中で、昔というところ永遠ともいえるくらい、長生きをしていることは解った。
悪魔とは何なのだろうか。
しかし、ラインは全てを語る事はないだろう。
悪魔が自分の秘密をひけらかしたりはしない。
ロベリアは別室で待機している。
ラインの語りと同時にナンバー01が紙芝居を出して解りやすく話を進める。
今は箱の中へと仕舞い込まれている。
しかし、妖魔というだけで、過酷な時代があったなんてな。
現代のように、人間と同じ扱いは受けられなかったのか。
「楽しめたかね?」
「楽しい気分になれるなら、頭のネジが外れてるぜ」
俺の中では陰惨なムードが漂っている。
「君が知りたかったことだろう?もっと喜びたまえ」
「人の不幸を喜べやしない」
妹は本当に良かったのか。
ロベリアと一緒に行きたかっただろうに。
しかし、妹は苦渋の決断をしたのだ。
一人残していきたくなくても、やるしかなかった。
「気になることが二つ、三つある」
「何かね?」
「ラインは人間か?それとも妖魔か?」
本人に直接、聞きたくなった。
「探求者。そして、悪魔たる資格を持つ男」
話の中で、昔というところ永遠ともいえるくらい、長生きをしていることは解った。
悪魔とは何なのだろうか。
しかし、ラインは全てを語る事はないだろう。
悪魔が自分の秘密をひけらかしたりはしない。