次の日。

 …かわりのないあたし達。


 皆も相変わらず。

 …仲良しなんだけど、何かが違うの。


「蒼依~、おは☆」

「希チャン、おはよー」



 …何も教えてくれない、希チャン。


「…悠クン、遥叶、おはよ」


「よぉ」

「はよ」



 …何だかそっけない悠クンと遥叶。



「…何なの、皆して。」



「ん??
 どした??蒼依」


「え??」



 希チャン、気づいてるんでしょ??


 どうして何も教えてくれないの…





「皆、ひどいよ」

「「「え??」」」







「何であたしだけ何も知らないの!!
 皆、おかしい!!
 何があるの!!
 いいよ、もぅ!!」




 唖然とする皆。


 あたしは雫チャンのところへ走った。