「…まだ、やるか??
バスケ」
「あー、何かやる気なくなっちっゃた。
いっぱいやったし、いいや。
今日はありがとね」
「あぁ」
あたしと蒼依は遥叶と一緒に佐々木のところに戻った。
─────────…
───────…
「…希が元ヤンだったとはな」
「あぁ、俺だってびびったし」
「ちっょとやめてよ~」
結局、元ヤンがばれたあたし。
…まぁ、最後は遥叶が助けてくれたし??
あたし的には…。
「…いっか」
「何がよぉ~!!」
あ、蒼依忘れてた。
「希チャンッ?!
あたしほんっと怖いの駄目なんだからぁ~!!
死ぬかと思ったよぉ~…」
「あんなんで死なないって…」
あぁ、やっぱりあたしはヤンキーよりも、こっちの方がいいや。

