「よ~し、連れていこーぜ~」


 まって……!!

 男の人たちの力はとっても強い。

 は…離れない…


 どぅしよっ…
 
 涙が溢れてくる。

 悠クン………!!



「っはぁ~…。
 あーおーいー??
 お前トロい~。
 だから絡まれんだよ…」


「ゆ…ぅ、く…」


 安心した。

 まさかほんとに来てくれるなんて…。

 安心しすぎたせぃか、あたしは気を失った。



 ────…。


「…~ぃ??
 蒼依~??」


「ん~…
 ゆ、ぅクン…??」


「あー、やっと目ぇ覚めた~」


 ガバッ!!

 あたしはベットで寝ている状態。

 しかも…。


「ここ、どこッ?!」




 あたしは知らないところに居た。



「あぁ、俺ん家~」


「うっ…、うっへぇぇぇぇぇええ?!?!?!?!」