「…はぁ??」 「ですから!! 脅迫をしたのでしょう?? 悠真様がおかわいそうです!! 悠真様にいつまでも媚媚するんじゃありません!! 婚約者は私でしてよ!! あなたと悠真様では全然違うのです!! 早く悠真様から身をひきなさい!!」 何…この勘違い… 「んだよ、この勘違い野朗!!」 「のっ、希チャン!!」 やばいっ!! 「希~、やめとけって」 聞き覚えのある声。 忘れもしない、この声。 「悠クンッ?!」 「よ、蒼依」 なんと、またまた悠クンはあたしの前に姿を現した…。