~悠真~ 俺は今日、この学校を辞める。 理由なんてない。 ただ、いつまでもずるずるしてんのが気にくわなかったから。 …他の学校に通うつもりもない。 …俺はこのま自由に生きる。 「佐和。 一緒に来てくれ」 「はい」 佐和も一緒だった。 だから、安心した。 …校長室さで話を済ませ、俺は部屋をでた。 一瞬、眩暈がした。 …俺の目の前には、 愛しい、蒼依がいた。