結局一緒に帰ることになったあたし。
「巧、全然変わってないね~…」
…強引なところとか。
「蒼依は可愛くなった!!」
「なっ…///」
何てこと言い出すの!!
って言いたかったけど、なんとなくやめた。
「…ってか、巧家どこ??」
「…ん~、あっち??」
って巧が指差した方は真後ろ。
「はっ?!
何でこっち来てんの!!」
「何でって…
蒼依送るためっしょ??」
「はぁ?!
駄目だよ!!遠くなるだけじゃん!!
あたしはもう大丈夫だから!!」
「俺がいーからいーの」
「…何それッ!!」
…で、巧はあたしの家まで送ってくれた。
「じゃあな~♪」
手をひらひら振る巧。
「巧!!」
「何~??」
「あ、りがと…」

