それは、朝のニュースから始まったものだった。
『佐々木グループ社長、入院』
佐々木グループ…??
「悠クン??」
嫌な予感が頭をよぎった。
…まさか。
もしかして。
あたしは急いで学校に向かった。
「希チャン!!遥叶!!」
「「蒼依も見た?!」」
「うん…
ってあれ、悠クンだよね…??」
「あぁ。朝、あいつから電話あった」
「悠クン、何て…??」
「『急に倒れただけだから、心配すんな』 だってさ」
倒れただけ…??
だけじゃないよ…
「今、絶対悠クン大変だよね…」
「まぁ、そうなるな
あいつはヒトに頼らないで自分で何とかする奴だし…」
悠クン…!!
そんなの駄目だよ…

