~蒼依~ 悠クンに別れを告げた 家柄があたしと全く合わない悠クン 何で、家柄違うだけで悠クンと別れないといけないの?? こんなに悠クンのことが好きなのに ずっと一緒にいようって。 俺は家なんて気にしないって。 言ってくれた悠クン。 ごめんね、悠クン。 あたしじゃ駄目なの。 気持ちだけではどうにもできないってことを知った。 「サヨナラ って、こんなに悲しい言葉だったなんて知らなかった」 「別れるつもりはねぇ」 悠クンの低い言葉。 "あたしだって、ないよ" そう言いたかった。