「別れよう」 蒼依の口から聞いた言葉。 何で…?? 何で、そんなこと言うんだよ、 俺は、結婚の話をしにきたんだぞ?? 待て、これは、夢、だよな、 だって、ありえないじゃないか、 蒼依と、俺は、ずっと一緒だって、 言ってたじゃないか、 何で、こうなるんだよ、 俺は、何もかも捨ててきたんだぞ、 なぁ、蒼依─────… 「悠クンに、あたしは合わない」 「…はっ、何言ってんだよ、蒼依。 何の話してんだ、 俺にはよく理解がてきねぇ」 …蒼依の目は、 まじ だった。