~悠真~
「…おいこら。
川原、てめぇこんなことしていいのか??」
親父の車の中。
川原は、俺のもと執事。
「私はもぅ悠真様の執事ではないので」
「…ざけんな…」
やっぱり、気にくわねぇ。
でも、こんな奴らのなかにも俺の理解者がいる。
「川原、佐和はどこにいる」
「佐和ですか??
確かお屋敷にいると思います」
「そうか」
早く佐和と話がしてぇな。
佐和[さわ]っつーのは、俺の執事。
まぁ、川原もだけど。
いっつも俺のこと分かってくれる最高の理解者だ。
「…俺が信じるのは佐和だけだ」
俺はあの家では佐和しか信じない。

