「…どうしようって言われても…」
返答に困る雫チャン。
…それもそうだよね…
しきなりこんな話してさ。
「ごめん、雫チャン…」
「あー、いや別にいいっ…ってか
話してくれて嬉しいし!!」
「うん…」
「…まぁ、とりあえず、一回佐々木と話しなきゃだね…
話はそこからだよ…」
「うん」
あたしは放課後、悠クンと話しをすることにした。
「…で、蒼依
話って…??」
悠クンを呼び、只今近くの公園にいます。
「あ、の…えっと」
「うん」
まっすぐあたしを見据える悠クン。
「悠クンの、お父様が…あたしの家に来たんだけど」
「ッ?!
来たのか、あいつ!!
蒼依、大丈夫か!!」
「へ…??」

